答えられない祈り - 聞かれない答え
あなたは祈っても答えられなかったという経験がありますか？癒しや、金銭問題や、または守ってくださいと必死に祈り求めたのに神は耳をふさいでいるのでしょうか？こんなに一生懸命努力してお願いしたのに不満足な結果を招いたり – または状況が一層悪化したり、何の答えもない状態にいら立ちを覚た経験はあるはずです、そして“私の祈りは神に届いているのだろうか？”と疑います。たびたび私たちは祈りの結果が具体的に答えられなかった事と、神が私たちの祈りを拒絶した事とを同一視します。しかしヤコブ5：13−16では、“大きな力と素晴らしい結果”をもたらすとの約束に促され熱心に祈るようにと言っています。祈りの重要性を強調する神ですから、あなたに喜びに満ちた答えをくださらないはずはありません？
祈りが答えられるとき、神は両親がその子を慈しむように私たちに対応してくださいます（詩篇103：13−14）。私たちの幼稚な行動や態度がしばしばその祈りの結果を求める願望に影響します。赦さない心（マルコ11：24−25）、利己主義（箴言21：13）、疑惑（マタイ21：21−22）、強欲（ヤコブ4：2−3）、高慢（第二コリント7：14−15）、頑固（ゼカリヤ7：11−13）、このような心の思いは、神からの答えを妨げます。
答えられない祈り - 頼しない答え
祈りとはただ一方的な会話ではありません。あなたの人生が痛みや困難から守られる保証や“保険制度”のバックアップでもありません。それどころか、神は全ての力の源であり、期待にそってもそわなくても、神の答えを信頼すれば、神は私たちに最善を成してくださると積極的に認識するのです。イザヤ46：9−10；イザヤ64：4）
ミュージシャンであるマットと私たちの娘ジャッキーは、仲良しの友人関係になりました。彼女が賛美の歌を歌う時、彼はバックアップのドラマーでした。マットの大きな望みは、神の福音を延べ伝え，出来たら伝道者になる事でした。このような同じ志がお互の親近感を強めたようです。高校2年生になると、ジャッキーはマットと同じ他州にある大学入学を希望していました。しかしその直後マットは進行性リンパ腺癌と診断されたのです。ジャッキーは“神がマットを癒して下さると確信していました。ジャッキーは、“きっと彼は牧師かまたは他の人々を導くようになりたいという強い情熱を持っていて、この世界を大きく変える可柏ｫがあるのだから、神がマットの命を取り去るはずはない。”このように信じて彼女は彼の回復を祈りました。
ジャッキーが高校三年生になった9月、マットは天に召されたのです。ジャッキーは神が祈りに答えてくださらなかった矛盾に怒りと不信を持ち：“初めは神を責め、次は私がもっと熱心に祈らなかったからだ、それとも、あの時祈りを一日忘れてしまったから？ 自分を責めたのです。”卒業後，ジャッキーはクリスチャン大学に入学し、友達を通して彼女の心の中に閉じ込められた嘆きとその傷みで蝕まれてゆく孤独感から解放されて行ったのです。“実際、私が一度自分の苦しみを他の誰かに打ち明けたとき、心の癒しが始まり再び神の愛とその力強さを体験することになりました”（テサロニケ2：16−17）。
マットと神の永遠の関係は、この世の一時的な命に比べると、はるかに貴重であると私たちに教えてくれました。私たちはマットが回復するように祈りました。そして神は驚くべき神の方法で“Yes!”（ヨハネ11：25）の答えをくださったのです。大学も最終学期になると娘ジャッキーはマイケルと出会いました。“最初私は、神を愛する彼に惹かれました。神は御自分の計画を成就する目的から全ての人々に関与している事も理解しました。”現在、マイケルは主に仕え神の愛を分かち合い、熱心に福音を伝え、ジャッキーが神の偉大さを歌う時、献身的な夫マイケルはコンガドラムの音を奏でながら彼女と一緒に神を賛美しています。
答えられない祈り−答えを理解する
時々神は私たちのせっぱ詰まった祈りにも“No”と答えられる時があります。祈りの答えが遅かったり、または頼しない結果であっても失望してはいけません。私たちの祈りに対して神の真の目的がなんであるか（ヨハネ14：13）？ 祈りを通して神はどんな事を完成したいと願っているか（ヨハネ16：23−24）？ 祈りの答えが（yes またはno）であっても、神の御性格と御心は、私たちが求める必要を全部御自分のもとに持ってきて欲しいのです。神から“Yes”の答えをいただけば、普通私たちは幸に感じます。しかし神は状況が基盤である幸せを約束していません、私たちが朽ちる事のない喜びを持つよう願われ、このように応答しました“そうではありません、あなたの時ではなく、わたしの時に、わたしはわたしの栄光を現そう。”
ルカ22：41−44では、イエスは死に導かれて行く御自分のいのちに関して苦悩しています。しかし御自分が受ける苦しみと痛みではなく（へブル12：2）最大の望みである神の御心を優先するために、熱心に祈りました。私たちが絶えず祈るとき（第一テサロニケ5：16−18）神はいつも私たちに、喜びに溢れた応答をしてくださいます。
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